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海外の航海用電子海図


 世界の航海用電子海図は、IHO のチャートカタログによって、カバレッジを見ることが出来ます。
ChartWorkd では、正規の航海用電子海図の他に、プライベート電子海図と呼ばれる民間企業が作成した S-57 準拠の電子海図や、Inland ENC(河川の電子海図?適当な日本語がありません!)、ラスター海図である ARCS などが入手可能です。 これらは、ChartWorld からダウンロードできる ChartBrowser で見る事ができます。
また、Primar から、Chart Catalogue がダウンロードでき、Primar の取り扱う航海用電子海図のカバレッジがわかります。
ディストリビューターから購入する航海用電子海図の発行元は、各国の水路機関です。実際には、世界各国の航海用電子海図は、S-63 規格に従って暗号化されているものもあれば、暗号化されていないものもあります。 国の法律などにより、ライセンス販売ができないため、物理的な CD-ROM を輸入しないと利用できないものもあります。また、刊行しているものの、特定の用途(軍事?)向けにしか利用できない航海用電子海図もあるようです。
海外の航海用電子海図事情については、IC-ENC のリストがあります。世界中の電子海図を1ヶ所で購入できるユーザーに対する便利さは、まだ実現されていません。2010年10月時点では、殆どの国の航海用電子海図が容易に入手可能になりました。

さて、ここでは、海外の航海用電子海図の状況を説明します。

1. フィリピン(刊行機関コード PH)
JICA(Japan Intgernational Corporation Agency、国際協力機構)の支援の元、フィリピンでは電子海図作成技術支援プロジェクトにより、航海用電子海図が作成されました。 すでに、2003年12月より、航海用電子海図が販売されています。(これ、当社が深~く、かかわりました)

2. EAHC(刊行機関コード EA)
EAHC(East Asia Hydrographic Commision、東アジア水路委員会)によって刊行された航海用電子海図です。4 セルが刊行され、フリーでダウンロードできます。

3. アメリカ合衆国(刊行機関コード US)
誰でも自由にダウンロードして使用できる無料の航海用電子海図です。

4. 中国(刊行機関コード C1)
  軍事用途にしか使えなかったとの噂でしたが、突然全面的に公開されました。中国の実力の程は大したものです。

5. ロシア(刊行機関コード RU)
  ロシアも航海用電子海図を刊行しています。

6. ベトナム
  ベトナムは、まだ、航海用電子海図は刊行していません。UKHO が代わりに刊行しています。

7. インドネシア
  インドネシアは、自国で航海用電子海図を刊行しています。


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